2代目A3バリエーションの1種である5ドアのSportbackがシングルフレームグリルを纏って登場したことで、3ドア版A3のシングルフレームグリル化も時間の問題といわれていましたが、その対応は2006年モデルからと予想を上回るスピードで実施されました。このことからもいかにAudiがデザイン・アイコンとしてシングルフレームグリルを重要視していたかを推し量ることができます。

モデルチェンジではなくフェイスリフトであるにもかかわらず、このように1:87ミニカーでもAudi別注品が用意されていることもシングルフレームグリル化の意義を物語っています(フェイスリフトではAudi別注品は用意されないのが通例)。なお、A3シリーズは2008年に後発のA5、A4系とのデザイン的な整合性を保つためのフェイスリフトがふたたび行われていますが、こちらはミニカー化されていません。