2003年の"Salon International de l'Auto"(ジュネーブサロン)で一般公開された2代目A3です。VW Touranなどと同様第5世代のAプラットフォームを使用しており、ポジション的には5代目Golfの露払い。先代はAudiとしては初のGolfベース車だっただけに、オリジナリティをいかに打ち出すか逡巡しているさまがそのスタイリングからも感じられましたが、2代目ではウエストラインを高くしたり、2代目A4から採用された"Doubleframe-Kühlergrill"(ダブルグリル)を反映させるなど、Audiテイストが迷いなく盛り込まれています。

1:87ミニカーはA4 Cabriolet、A8に続きA3もHerpa製。Audi別注品は非の打ちどころがないのですが、Herpa標準品では色差しによるディテール表現が省略されてしまうためやや食い足りない感じになってしまうところが惜しいところ。2台あるAkoyasilber(M)は「パッケージ違い」。通常入手可能だったAkoyasilber-2はPC(ディスプレイケース)入りでしたが、Akoyasilber-1のほうはおなじAudi別注品ながら通常サイズのクリア箱入りとなっています。基本的にミニカー本体はおなじものなのですが、パッケージの関係からか1ではドアミラーが取り付けられておらず付属品として同梱されています。バリエーションとするかどうか非常に微妙ですが、いちおう見た目が異なるので違うものとして扱っています。