3ドアモデルの発表から5年後の2008年になって登場(発表は2007年12月)したA3 Cabrioletです。上位車種であるA4、A5系の「いかつい」フロントのデザインを踏襲。Cabrioletの登場に合わせて通常のA3も2回目のフェイスリフト(Sportbackは初回)を行っていますが、これは共通のプラットフォームを使用するVW Golfがモデルチェンジであったのとは対照的。

1:87ミニカーでは、3ドア、Sportbackに続きCabrioletもごく順当にHerpa製。折り畳んだとき完全にフラットになるソフトトップというこのクルマの「売り」をうまく再現していますが、ややあっさりしすぎで華に欠ける印象はあります。内装表現も屋根ありモデル水準で、Wiking製のオープンカーのような「見せる」演出は施されていません。

Audiでも昨今は"Ausstattungslinie"(トリムレベル－装備系列)の考えかたが復活しつつあるようで、CabrioletではAttractionとAmbitionのふたつが用意されています。ミニカーはAmbitionの2.0 TFSIをモデルにしている模様。