初代のAudi 80から数えて8代目(B8)となる4代目のA4は、2007年の"IAA Frankfurt"にて一般公開されました。先代(B7)が実質2代目(B6)をシングルフレームグリル化したフェイスリフト版に過ぎなかったのに対し、こちらは紛れもない新型となります。プラットフォームは従来のものよりモジュラー化が推し進められた"MLB"(Modulare Längsbaukasten)を採用し、 体格は時代の趨勢に倣って4,703*1,826*1,436(1,427)と立派になりました。また、デイタイムランニングライトをヘッドライトハウジングに内蔵、ナビゲーションシステムはA6、A8などの上級車種に準じた"MMI"に。

さて、1:87ミニカーはA5に続いてHerpa製ですが、Herpaだからといって安心していられたのはもはやむかしのはなし。残念ながら品質にかなりのバラつきがあるようです。モデルとなった実車のトリムレベルはおそらく"Ambiente"で、オプションの18インチ"Stern"ホイールを履いています。