7代目A6をベースとしたスポーティバージョン"S6"は、2011年の"IAA Frankfurt"にて一般公開されました。"S7 Sportback"および"S8"も同時に公開されています。4リッター、ツインターボV8の4.0 TFSIは309kW/420PSの出力を持ち、1,400回転から5,300回転の間で550Nmのトルクをコンスタントに発揮します。100km/hまでの加速は4.8秒。

1:87スケール・ミニカーはMünchen空港にある"Audi Forum"で行われたメディア向け試乗会にて配布された"Pressekit"に付属していたもの。Herpa製ですので見栄えはしていますが残念ながら"A6"の使いまわしで、肝心の"S6"らしさはなにひとつとして表現できていません。ホイールを替えドアミラーを銀色に塗り、リアに"S6"エンブレムをプリントしただけで"S6"を名乗れるのなら世話ないです。Herpaのコスト削減っぷりに怒る以前に、なぜ監修元のAudiはこのような手抜きを許したのか、そちらのほうがよっぽど疑問。