通算7代目("A6"としては5代目)となるA6 Avantは、Limousine版から約半年遅れの2018年9月7日に正式公開されました。例によってスペックはセダン版に準ずるもの。搭載されるエンジンはTDIとTFSIの両方が設定されていますが、TDI版はすべてマイルドハイブリッド(MHEV)となります(逆にTFSIはすべて通常のもの)。ただ、正式な呼称が"sport 50 TDI quattro 8-stufige tiptronic"みたいな感じで、ストレートに排気量を表現しないので(PHEVであることが関係するものと思われる)、すんなりと性能がわからないものとなっています。

1:87ミニカーは、セダン版に引き続いてHerpaの独自企画(つまり標準品)としての登場となりました。逆にAudi別注品が存在しなくなったからか、Herpa標準品にもかかわらず細部の装飾に省略などがありません。安心して手にできるミニカーだといえるでしょう。Brillantschwarzはホイールパーツが2色塗り分けされています。新たな製品番号が付与されているので、いちおうは別商品としての扱い。Vesevgrau(M)はHerpa自身の色表記は"Avalongrün(M)"となっていますが、実車には該当色が(標準では)存在せず、また実際の色も緑と呼ぶにはやや難がありますので、ここでは実車に合わせた色呼称を用いております。