2012年12月5日に発表された、7代目Audi A6をベースとした新型RS 6。"RS 6"としては通算で3代目、現状ではAvantのみの設定です。3,993cc、V8ツインターボの4.0 TFSIを搭載し、最高出力が412kW/560PS、最高速度は309km/h、100km/hまでの加速は3.9秒というスペックを誇ります。と同時に、エンジン負荷が軽い際には8気筒中の4気筒を休止させる「シリンダーオンデマンド」や、トランスミッションを8速Tiptoronicとし8速目を燃費重視のセッティングとするなど、高性能と経済性の並立を強く意識した構成となっています。

ミニカーはいまやAudiのハイパフォーマンス車両を一手に引き受けるかたちとなっているSparkによるもの。ベースモデルであるA6 Avantとは明らかに異なる、RS 6 Avantならではの外見上の特徴をあますことなく再現しています。ぜひ、メニューページでHerpa製のA6 Avantと比較してみてください。前後のバンパーガード、フロントグリル、サイドスカート、リアスポイラーなど通常モデルとは造形が異なっている箇所をSparkが忠実に再現しようとしているのがよくわかると思います。RS 6 Avantのほうが21インチの"5-Doppelspeichen-Design"アルミホイールを履いているにもかかわらずタイヤ外径がHerpaのA6 Avantと変わりないように見えるのは、Herpa側のホイールが大きすぎるためで、全体的なバランスとしてはSparkのほうが正解。"Wörthersee"(ヴェルター湖)で行なわれた試乗会で配られたものですが、外箱には英語表記で"woerther see"と印刷されておりますので、キャプションではこれに倣うものとしています。
Sepangblau(P)は後追いで登場したSpark標準品。ちなみに、このボディカラーはRS 6には標準での設定がありません。