2011年8月24日、新型(第3世代)A8のハイブリッド版が発表されました。一般公開は同年9月の"IAA Frankfurt"。155kW/211PSの2.0 TFSIという現在の定番エンジンに40kW/53PSの電気モーターを結合させたパラレル・ハイブリッドで、トータルでは180kW/245PSとおなじくA8に設定のある3.0 TDIとほぼ同等の出力を実現させています。100km/hまでの到達速度は7.7秒。いっぽう、100km走行に必要な燃料は6.3l、CO2排出量は147g/km。モーターだけでも100km/hで最大3kmの走行が可能となっています。

ここに展示したミニカーは、2012年3月にNeckarsulmの「国際試乗会」で配布された"Pressekit"に含まれていたものです。A8 hybridは製品的にはあくまでA8のエンジンバリエーションのひとつとして扱われており、外観は通常のA8となんら変わるところはありませんので既存のHerpa製ミニカーを転用することになんの問題もなく、hybrid特有のボディカラーや"10-Arm-Turbinrn-Design"19インチ・アロイ・ホイール、フロントフェンダーおよびトランクの"Hybrid"エンブレムを追加することでそれらしさを割り増しさせています。