1991年8月発表の4代目Audi 80。V8に端を発する逆台形グリルやフロントバンパーガードに埋め込まれた灯火類を3代目に適用しただけのように見えますが、ホイールベースは66mm延長され2,612mmとなり、ボディサイズは4,482*1,695*1,408と全長が87mm、全高で13mm大きくなっています。リアサスペンションは新設計。Audi 90と統合されたため、ガソリンエンジンでは52kW/71PSの1.6から128kW/174PSの2.8V6まで幅広くラインアップされます。

1:87ミニカーはRietze製。プロテクションモール以外はボディ同色となったバンパーガードを表現するため、2代目90とおなじ、ボディと車台をモール部分のパーツで結合させる構造を採用しています。どうも金型そのものに問題があるようで、ほとんどの個体のフロントグリルが正しくボディに嵌っておらず、あたかもめり込んでいるように見えます。"Mitarbeiter Infotage"と"Audi Sports Club Berlin 1992"はボンネットにプリント入り。