R8の新たなバリエーションであるR8 Spyderは、2009年の"IAA Frankfurt"にて発表されました。FerrariやLamborghiniのオープンモデルとおなじような構造の電動ソフトトップを持ったその姿はいまや「スーパーカー」としての風格すら漂わせています。ふつうのR8とはフロントグリル、バンパー、サイドスカート、リアディフューザー、マフラーエンドなどの形状が異なっているのは、このクルマが2008年末に追加されたR8 5.2FSI quattroをベースとしているため。したがってR8 Spyderも登場時のエンジンラインアップは386kW/525PSの5.2FSIのみ。ボディカラーは11色が標準設定、ソフトトップは3色から選択可能。

1:87ミニカーはクーペタイプとおなじHerpa製。やはり中国生産ですがさすがに経験値が上がっていて、ドイツ生産のものと遜色ないレベルまで品質が確保されています。ただ、縦ルーバーが強調された実車のフロントグリルを再現するためメッキを掛けたところまでは良かったのですがこれはいささか太過ぎで、著しくイメージを損う結果に。アルミ軽量ホイールは19インチ"10-Speichen-Y-Design"を装着していますが、標準装着の2トーンモデルなのか、960ユーロのオプションであるモノトーンモデルを表現しているのかまでは不明。