2006年10月、Coupeに続き第2世代のTT Roadsterが発表されました。成り立ちは先代と同様Coupeから屋根を取り払いソフトトップを架装したもので、搭載エンジン他の仕様もCoupeに準じるものとなっています。12秒でフルオープンになる電動ソフトトップはドイツ本国では3.2 quattro以上のモデルに標準装備されます。ボディカラーは全部で14色、ソフトトップは3色から選ぶことができるようになっています。

ミニカーはCoupeとおなじくWiking製。こちらはオープン状態を再現していることもあってステアリングやエアコンダクトの"Silber Ringen"を銀色に塗るなどのディテールが追加されています。モデルとなった実車はシングルフレームグリル内側の黒い部分が塗装されていることから、これまたCoupeとおなじく3.2 quattroと思われます。GlutorangeはTTRの専用色でふつうのTTには標準では設定がありません。Wiking標準品のそれは"Audi Exclusive"によるスペシャルペイントを想定しているものと思われます。