2代目Golf Cabrioletには"Standard"と"Avantgarde"の2種類のトリムレベルが用意されていました。"Standard"はハッチバック版のGL相当の外観で、フロントグリルは黒で3本ルーバー、フロント・ターンシグナルレンズはオレンジ、リアコンビネーションランプのハウジングはノーマルの赤。"Avantgarde"はGTIあるいはVR6相当で、ボディ同色2本ルーバーのフロントグリル、ターンシグナルレンズは白でダークテールレンズを装備します。ヘッドライトは双方とも4灯タイプ。運転席/助手席エアバッグとABSは初年度(1994年)モデルから標準装備。

1:87スケールではHerpa製、Wiking製とも"Standard"仕様をミニカー化。Wiking製はボディカラーの被っているものが目立ちますが、内装色やホイールの意匠で微妙に違いをつけているのがおわかりになりますでしょうか。PinkとHimmelblauは"Messemodell"。アイキャッチとして機能させるためにかなり派手な配色を与えられています。

さて、2代目Golf CabrioletはベースであるGolfが新型に入れ替わった1998年、外観および内装の一部を4代目Golfに適応させるためのフェイスリフトが施され、2002年モデルまで生産が継続されました。なお、フェイスリフト後の「3.5カブリオ」は、1:87スケールではミニカーの存在が確認されていません。