2代目Crafterに2018年モデルから追加された乗用「バス」バージョンです。先代までは荷室部分が箱型になっているタイプのうち窓のあるものを"Kombi"(あるいは"Bus")、窓のないものを"Kasten"と呼び区別していましたが、この世代から窓の状態に関係なく箱型ボディを持つものはすべて"Kastenwagen"と呼ぶようになりました。荷室部分のサイドウインドウは生産時オプションで設定することになります。いままでと同様に個別に窓の有無を設定することも可能ですが、"Fensterpaket"を選択すれば迷うことなく従来の「バス」タイプに。Herpaではいままでの流れの延長でこのミニカーのことを"Bus"と呼んでいますが、実車に即した呼びかたをするなら"Crafter Kastenwagen Hochdach mit Fensterpaket"。確かに少々わかりづらい感じ。

登場済みの"Kasten"版と比較すると、フロントグリルのルーバーのメッキ処理が最上段のみ("Kasten"版はフルメッキ)となっていますが、これはあちらがやや上級のトリムレベルである"Trendline"をお手本にしているためと思われます。