1993年モデル以降のLTは、ボディサイズが2,500mmホイールベースでは4,855*2,040*2,160とごくわずかに大きくなっています。搭載されるエンジンはガソリンが69kW/94PSの2.4リッター6気筒、ディーゼルが51kW/70PSの2.4リッター6気筒と70kW/90PSの2.4リッター6気筒ターボディーゼルの3種類。内装は1984年モデルから近代化改修が施されていますが、よくて2代目Golfレベルにとどまるもの。

さて、AWM製のLT後期型ですが。割と新しい製品だけあってかなり作り込まれています。そもそもAWMとしてはHerpa、Wikingといった既存勢力との直接対決を避け、敢えて後期型というすき間で勝負しているわけですが、新しいなりに灯火類を別パーツで表現したり、ステアリングなどディテールにこだわるなどそれなりの努力のあとが感じられます。