Campanellaweiß*(LA9A)
(Wiking Serienmodell;059-07-29)
Papillonsilver(H)*(LC7W)
(Wiking Serienmodell;059-02-28)
Cairogrey(M)*(LR7R)
(Wiking Serienmodell;059-04-29)
Maraisgrün(M)*(LR6X)
(Wiking Serienmodell;059-06-29)
Blueanthrazitgrau(P)
(Wiking Serienmodell;059-01-28)
Nocturneaubergine(P)*(LR8V)-1
(Wiking Serienmodell;059-03-28)
Mondscheinblau*(LR5B)
(Wiking/VW Werbemodell)
(Version 3)
Pianoschwarz*-1
(Wiking/VW Werbemodell;69-A)
Silvermirror(M)*(LG9R)
(Wiking/VW Werbemodell;69-B)
Bolerobeige(M)*(LR1V)
(Wiking/VW Werbemodell)
(Version 3)
Antibesblau(M)*(LR5U)
(Wiking/VW Werbemodell)
(Version 3)
Waterworld(P)*(LR6Y)-1
(Wiking/VW Werbemodell)
(Version 2)
Waterworld(P)*(LR6Y)-2
(Wiking/VW Werbemodell)
(Version 3)
Coucougrey(M)*(LR7T)
(Wiking/VW Werbemodell)
Apassionatablue(H)*-1
(Wiking/VW Werbemodell;69-C)
Apassionatablue(H)*-2
(Wiking/VW Werbemodell)
(Version 2)
Mazeppagrey(M)*(LR7W)
(Wiking/VW Werbemodell)
(Version 2)
Mignongrün(M)*(LR6V)-1
(Wiking/VW Werbemodell;69a-D)
Mignongrün(M)*(LR6V)-2
(Wiking/VW Werbemodell)
(Version 2)
Nocturneaubergine(P)*(LR8V)-2
(Wiking/VW Werbemodell)
(Version 3)
Tarantellaschwarz(P)*(LR9V)
(Wiking/VW Werbemodell)
(Version 2)
Pianoschwarz*-2
(Wiking/VW Werbemodell;72)
-Kanzler-Limousine-
Weiß
(Wiking Messemodell)
-Spielwarenmesse Nürnberg 2005-
1990年代後半、 Ferdinand Piëch体制のもとでプレミアム路線およびフルラインアップ化を推し進めたVWが、その切り札として2002年の春に開催された"Salon International de l'Auto"(ジュネーブサロン)で公開したのがPhaetonです。正式名称が発表されるまでは"D1"、"Concept D"とも呼ばれたVW初のOberklasse。生産はこのクルマのために建設されたDresdenの"Gläserne Manufaktur"(ガラスの工場)で行われています。「Volkswagenはその社名が示すとおりベーシックな小型車こそが本領であり高級車など作るべきではない」とする、いわゆる「VW原理主義」な向きにはあまり評判がよろしくないPhaetonですが、初めての挑戦にしては、仮想の競合相手たるMercedesのS-Klasse、BMWの7-Reihe、はてまた実質兄弟車であるAudiのA8(D3)とも異なる「高級車のかたち」が明確に打ち出された、見過ごすことのできない車種となっています。
VWの大看板を背負うだけのことはあって、ミニカーも1:18、1:43、1:87のフルラインアップ。1:87は威信を賭けてWiking製。やはりこうでなくてはいけません。できばえも充分期待に応える内容です。モデルとしているのはもちろん最高級仕様である最高出力309kW/420PSの6.0 W12。5,000mmオーバーの巨体をミニカー化すると従来の標準パッケージでは収まらないので、外箱からして新規作成。VW系車両の特徴あるサイドミラー形状を再現するためWikingでは珍しい別パーツ成形、ボディ側もドアハンドルやモール類、マフラーエンドなどを銀色の塗りでメッキを表現、BピラーやCピラーのブラックアウトされている部分もきちんと塗り分けられています。
(Version 2)で示したのは、2004年に再生産されたVW別注品。初回のバージョンとはボディカラーや内装色が微妙に違うのですが、そもそもPhaetonはクルマの性格上濃色系のカラーバリエーションが多いのでこうして並べてみてもなにがなにやらよくわかりません。(Version 3)は2004年末に再々生産されたVW別注品。ミニカー的にもてこ入れされている模様で、このバージョンではトランクリッドの中央下部に車名ロゴが入ってリアリティが2割増しとなっています。
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