2014年の"Salon International de l'Auto"(ジュネーブサロン)にて公開されました、第5世代Poloのフェイスリフト・バージョンです。5代目Poloははじめから"Design-DNA"デザインを採用しておりましたので、エクステリアにはそれほど変化がないように見えます。前後バンパーガードを7代目Golf系のデザインラインに合わせたくらいでしょうか。ただ、Poloの場合はMQBを採用した新型への更新までに時間が掛かりますので、up!に搭載された999ccの3気筒ガソリンエンジンをラインアップに加えたり、7代目Golfとともに登場した、新しいオーディオ/インフォテイメントシステムを搭載(ただし装着可能なのは"Composition Media"まで)するなど、他車種に遅れを取らないための着実な積み重ねを行ってきています。

1:87スケール・ミニカーは前期型がHerpa製だったこともあり、この後期型もしごく順当にHerpaが製作しています。昨今のHerpaは主にAudiのメディア向けミニカーで外見の違いをきちんと再現しない「なんちゃって」な"S"や"RS"を多数作っているという実績から、見た目の違いが少ないフェイスリフト・バージョンを正しく作ってくるのか個人的には危惧していたのですが、さすがにここは手堅くまとめてきたようです。ホイールは16インチ"Rivazza"を装着。