1995年に、3代目Poloの新しいバリエーションとしてPolo Classicと同時に発表されたのがPolo Variantです。ただし出荷は1997年モデルからであった模様。Poloのバリエーションであることには間違いがないのですが、VWグループ全体では先行して発売された初代Seat Cordobaの同型車という位置づけになるようです。TypコードもPoloの"6Nx"、Seat Cordobaの"6Kx"に対し、Polo ClassicとVariantは"6Vx"と2桁目から別になっています。
Polo Variantの1:87ミニカーもAWM製。3代目Poloのバリエーションをすべてミニカー化しているのはAWMだけ。まったくの新規造形で、原型そのものは実車の特徴をよく捉えているように思われるのですが、金型の精度と樹脂の質があまりよろしくなく、またバリを除去するといった後工程でのフォローも行われていないため、製品としての出来はかなり苦しいものになってしまっています。