Sharanでは1回目のフェイスリフトが2000年モデルから適用されました。フロントフェイスがこの時期における他車種と同様の「ハッピーフェイス」になると同時に内装やシートがよりVW寄りにあらためられています。日本では1999年末で販売が終了していますが、つまりはフェイスリフトをもって輸入を取り止めたというのが正確なところ。兄弟車であるFord Galaxy、Seat Alhambraもこのとき同時にフェイスリフトが行われています。なお、Sharanは2006年モデルで2回目のフェイスリフトを実施しますが、このタイミングでFordとは別路線を歩むこととなります(2代目GalaxyはFord S-Maxベース)。

フェイスリフト版のSharanを1:87でミニカー化したのは、驚いたことに旧型を作っていた3社のいずれでもなくAWM。原型は良好な部類に入るものと思われますが、そこはAMWだけに型抜きしたパーツのバリ取りもせずそのまま組み上げ、折角の素性の良さをぶち壊しにしています。