2005年の"Spielwarenmesse Nürnberg"でWikingが新製品として発表した"Fahrradträger"(自転車積載用キャリア)つきの"California"です。ミニカー的には「キャリアつき」の部分ばかりがクローズアップされがちですが、よく見るとクルマ側もひとひねりされています。既に発売されているCaliforniaとは異なりドアミラーとバンパーは未塗装で、バンパー形状はKastenのそれとおなじ。どうやらこれは実車のトリムレベルによる違いを再現している模様。Kasten形状のバンパーを装着するのが"Trendline"、Multivan形状のボディ同色バンパーを装着しているのが"Comfortline"、ということになるようです。

Muranorot(P)はWikingが自らこの色と新商品のブローシャーで記しているのですが、実車では標準設定にないボディカラー。Ravennablau(M)のVW特注品はルーフ部分が銀色に塗装されているのですが、このようなオプションが実在するのかについては不明。