VW別注品がWiking製という状況下で、それでもまったくの独力でT5前期型をラインアップしてくれたRietzeには感謝感激したものでしたが、期待に応え後期型も出してくれました。拍手喝采であります。前期型のようにいっぺんには発売されず、順次バリエーションを揃えていくことになる模様。右側スライドドアのみの標準的な仕様をミニカー化しているのは従来と変わりません。

Nussbraun(M)は、Hannoverで2010年9月に開催された"IAA Hannover"でRietzeが用意したMessemodell。カスタムカーのようなボディカラーやプリント、同社製のAudi A8(D2)から流用したホイールを奢ることでスペシャル感を出しています。実車的にいうと、前後バンパーガードがボディ同色となっているためベース車両がただのKombiなのか、CaravelleあるいはMultivanか識別に苦しむところですが、ミニカー的には造作に決定的な相違点を見い出せないためKombi扱いとしています。