Rietzeの後塵を拝しはしたものの、Herpaも着々と"T6.1"のバリエーションを追加してきています。2023年1/2月度の新商品では"Kasten"の跳ね上げ式リアゲート("Heckklappe")バージョンを登場させました。Rietzeがホイールベース長やルーフ高の違いをミニカーに反映させてくるのに対して、HerpaではT4時代から一貫してリアゲートの状態("Heckkleppe"か"Hecktüren"か、リアウインドウがあるかないか)にこだわっていて、おなじバリエーションでもミニカーメーカー毎に着目するポイントが異なるのはなかなか興味深いものがあります。"T6.1 Kasten"に関しては2023年3月現在リアウインドウが装備されないものしか存在していませんが、T4での実績を踏まえると、じきに窓のあるミニカーも発売されそうな雰囲気ではあります。