HerpaのT6シリーズにまた新たなバリエーションが追加されました。荷室部分にサイドウインドウのある"Kombi"で、テールゲートが観音開きの"Hecktün"という仕様を模したミニカーです。Herpa自身はT6シリーズに関して"Kombi"、"Kasten"、"Multivan"、"California"の4種類でしか区別しませんが、使用されている各パーツの形状があれこれ違うことを考慮すると、2019年6月時点で7種類のバリエーションが存在することになります。こちらのタイプも個人的には当初KastenのHeckTürenをいかにもフルスモーク窓に見せかけるためサイドウインドウに該当する箇所を黒く塗装しただけのものだとばかり思っていました。よく見ると車内が窓越しにうっすら透けて見えております。Herpaでは既にT4シリーズの時代からこのような細かい違いに心血を注いでいますが、いったいどのようにして実現させているのか大変興味があります。

Feuerrot-1は2019年1-2月度の新商品として発表されたHerpa標準品。"Zughaken"(ヒッチメンバー)を装備しており、加えて"Kofferanhänger"(箱型のトレーラー)が付属しますが、こちらは"VK-Modelle"という模型メーカーの製品です。いわゆる「コラボモデル」。