現在Volkswagenでは、"4MOTION"をエンジンやトランスミッションのグループに含めるものとして扱っていますが、Crafter 4MOTIONの場合、その足回りはサードパーティであるFranz Achleitner Fahrzeugbau und Reifenzentrum GmbHが担当することになっています。このため、カタログモデルのくせに"Konfigurator"では選択することが出来ず、価格も明示されていません。その他のタイプの特装車と同様、"UmbauPortal"経由でコーディネートされるセミオーダー車両ということになります。

VerkehrsweißはVW別注品のCrafter 4MOTIONとおなじ2012年の"IAA Hannover"で登場したRietzeのMessemodell。ボディ形式がVW別注品と被らないようKastenを選択しています。Tieforangeは2012年12月に発売されたRietze標準品ですが、わざわざ道路保守作業車の体裁を採っていることから察するに、4MOTIONの通常車両版は用意されないのではないかという気がします。このため、緊急灯を装備してはいますが敢えて載せてみました。