実質兄弟車であるAudi 50に続いて、Wikingが2012年12月度の新商品として投入してきたのがこの初代Poloであります。バッチエンジニアリングの典型のような両車ですので、片方を製品化したら残りも洩れなく製品化されるのは当然といえるでしょう。エンブレム類以外見てくれがまったく一緒なのがミニカーからもよくわかります。実際には搭載エンジン出力が異なるはずですが、ミニカーの場合エンジンは関係ありませんし。

I.M.U.製の、Poloだと言われない限りそうとはわからなかったあれのことを考えると、さすがに隔世の感のある仕上がり具合。ボディ真横にある給油口もきちんとモールドされています。サイドウインドウの桟およびドアハンドルがメッキされているところから推測するに、ミニカーのモデルとなったのはベースモデルよりひとつ上級な"L"だと思われます(ボディサイドにメッキモールがないので、"LS"や"GLS"ではない)。

OzeanicblauはPoloの生誕40年を祝って2015年の"Techno Classica Essen"にて販売された"Messemodell"。"AutoMuseum Volkswagen"銘となっていますが、同時に展示されていたこのミニカーのモデルとなったと思われる実車は"Volkswagen Classic"の所属車両である模様。大きな括りではどちらもおなじVolkswagenではあるのですが、部門間での棲み分けの基準がどのようになっているのかいまひとつ呑み込めない感じ。