Rietze製T6のうち、おそらくは"Multivan"を意識したと思われるミニカーたち。フロントフェイスがマイナーチェンジ前のものなので、ただの"T6"ということになりますが、たいへん不思議なことに2トーン塗色の組み合わせが"T6"のそれとまったく一致せず、逆に"T6.1"のものと合致しています。昨今は1:87スケールといえど実車に設定されている(もしくは設定されていた)ボディカラーに近い色を使うのが当たり前ですのに、なんとも解せない感じです。

こちらをご覧いただくとはっきりするのですが、どうやらRietzeの"T6"と"T6.1"ではボディ部分のパーツを共有しているようなのですよね。で、実車同様フロントフェイスとフロントバンパーのみ変更することでマイナーチェンジの前後を作り分けているというわけ。色も"T6.1"のものをそのまま流用したため、"T6"としてはあり得ないボディカラーになってしまっていると。